ExcelやWordでバーコードを作成する方法#1|Microsoft BarCode

ExcelやWordでバーコードを作成する方法#1|Microsoft BarCode

ExcelやWordを使ったバーコードのつくりかたを紹介いたします。

バーコードの作成方法には、いくつもの方法があります。
今ではオンライン上で無料で作成できたりもします。

ここでは、オフラインで作成できるいくつかの方法を紹介したいと思います。
良かったらぜひ実践してみてください。

用語解説

バーコードとは

細かい解説は、他のページで解説済みですので、ここでは簡単に。

見た目は線の羅列で、線の形から英数字を読み取れるものです。
(読み取るには専用のリーダーが必要となります。良かったら弊社のバーコードリーダーの商品ページもご覧になってください。)

  • 数字に意味・方式があったり、
  • 桁数が決まっていたり、
  • 何番目の数値が何を表しているのか決まっていたりもします。

いくつかある方式のうち、
日本の方式が「JANコード」と呼ばれるものです。
おもに日本の商品で使われております。

このほかにも、「CODE39」と呼ばれるものがあります。

とても単純な仕様となっており、ユニークな番号を使用したい場合に使われております。

  • 主にシリアルNo.とか、
  • 部品No.とか、
  • 社員No.とか、

工場などの在庫管理や、社員カードの管理などで使用するとよいかもしれません。

バーコードの作成方法

バーコードを作成するには、専用のアプリが必要となります。
今では、無料でオンラインで作成できるページもあったりします。

オフライン上で、OfficeのWordやExcelからも作成できますので、今回はこれらの作成手順を紹介したいと思います。

  • Excelで作成
  • Wordで作成
  • フリーソフトで作成(次回)

バーコード作成手順

Excelでバーコードを作成

  • Excelを起動します。
  • [開発]リボンの[挿入]-[コントロールの選択]をクリックします。 ※[開発]リボンの表示方法は、下記付録参照
  • [Microsoft BarCode Control]を選択して、[OK]ボタン押下します。
  • プラス「+」アイコンに変わりますので、バーコードを作りたい範囲を選択します。
  • すると、バーコードが作成されました。
  • バーコードを選択して、右クリック[プロパティ]を選択します。
  • プロパティ内の[Value]を、1111111111111に変更します。これはバーコードの値になりますが、次の操作でバーコードに反映されます。
  • [開発]リボンの[デザインモード]がONの状態を、OFFの状態に変更します。
  • すると、バーコードに値1111111111111が反映されました。

※もう一度、バーコードを編集したい場合は、[開発]リボンの[デザインモード]がONの状態にしてください。

  • デザインモードの状態で、バーコードを選択し、右クリック[Microsoft BarCode Control オブジェクト]-[プロパティ]を選択
  • ここで、例えばバーコードの種類をJANコードではなく、CODE39に変えたい場合は、「スタイル」の項目を[6 – Coce-39]に変更します。
  • 他、線の太さや向きなどの変更も可能です。いろいろ試してみてください。

※バーコードの値の変更箇所がわかりづらいことと、プロパティが2パターンあり、統一されておりませんので、ちょっと使いづらいところがあるかもしれません。

Wordでバーコードを作成

操作方法は、Excelと同様です。

  • Wordを起動します。
  • [開発]リボンの[コントロール]-[コントロールの選択]をクリックします。 ※[開発]リボンの表示方法は、下記付録参照
  • [Microsoft BarCode Control]を選択して、[OK]ボタン押下します。
  • すると、バーコードが作成されました。
  • バーコードを選択して、右クリック[プロパティ]を選択します。
  • プロパティ内の[Value]を、2222222222222に変更します。
  • これはバーコードの値になりますが、次の操作でバーコードに反映されます。
  • [開発]リボンの[デザインモード]がONの状態を、OFFの状態に変更します。
  • すると、バーコードに値2222222222222が反映されました。

※もう一度、バーコードを編集したい場合は、[開発]リボンの[デザインモード]がONの状態にしてください。

  • デザインモードの状態で、バーコードを選択し、右クリック[Microsoft BarCode Control オブジェクト]-[プロパティ]を選択
  • ここで、例えばバーコードの種類をJANコードではなく、CODE39に変えたい場合は、「スタイル」の項目を[6 – Coce-39]に変更します。
  • 他、線の太さや向きなどの変更も可能です。いろいろ試してみてください。

付録(EX):

[開発]リボンを表示する方法

  • メニュー[ファイル]-[オプション]をクリックします。
  • 左側のリスト[リボンのユーザー設定]を選択
  • 右側の[リボンのユーザー設定]-[メインタブ]を選択
  • メインタブ内の「開発」のチェックをONにします。

これで開発リボンが表示されるようになります。

最後に

WordやExcelでバーコードを作成する方法は以上になります。

VBAと組み合わせて自動生成するような使い方も良いですね。

次回は、フリーソフトのコントロールでバーコードを作成してみたいと思います。ついでにVBAにもチャレンジしましたので、良かったらご覧になってください。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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