ExcelやWordでQRコードを作成する方法#2|QR Code Image

ExcelやWordでQRコードを作成する方法#2|QR Code Image

ExcelやWordを使ったQRコードのつくりかたを紹介いたします。

今回は、フリーソフトを使ってQRコードを作成したいと思います。
手順も記載してますので、ぜひ実践してみてください。

ちなみに前回は、ExcelやWordの中に標準で搭載されているコントロールを使った手順になりますので、こちらも良かったらご覧になって頂けたらと思います。

QRコード用語解説

シンボルとデータ

QRコードの3つの目玉模様が「シンボル」といい、それ以外のエリアにデータが格納されております。

まずシンボルを検知した上で、データの解析を行います。

誤り訂正レベル

設定項目として主に以下があります。

  • L(7 %)
  • M(15%)
  • Q(25%)
  • H(30%)

各パーセンテージは、その分読めなくても、データが読める。という仕組みになります。

例えば、誤り訂正レベルが「H(30%)」で作成されたQRコードの場合、QRコードの上にコーヒーをこぼしても、30%以内の汚れなら読めます。

最近はQRの中にロゴマークを入れてたりするものがありますが、そういったものは、誤り訂正レベルが多めに設定されていると思われます。

ただし、パーセンテージが大きいほど、QRの大きさが大きくなりますので、データ量とのバランス調整は必要になります。
また、シンボルのほうが欠けたり汚れていたりすると、そもそもQRコードとして認識されなくなりますので、誤り訂正レベルに関係なく読めませんので、注意が必要です

今回使用するツール

QR Code Image

フリーソフトになります。

サイテック様で制作されたQRコード作成ツールになります。
本記事の掲載のご許可を頂きありがとうございます。

セットアップ手順

  • 以下、URLよりexeファイルをダウンロードします。

http://www.psytec.co.jp/freesoft/02/

  • ダウンロードできたら「QR_Image.exe」ファイルを好きな場所に移動してください。

QRコード作成手順

ExcelでQRコードを作成

さっそくダウンロードしたファイルを使用してみたいと思います。
ちなみに今回はWordでの手順は省きます。(操作手順は同じであるためご了承ください)

  • Excelを起動します。
  • 「QR_Image.exe」を実行します。

  • 画面下側の「データ」に好きなデータを入力します。(写真の例では、「1234567890abc」)
  • 「画像コピー」ボタンを押します。
  • Excel側で、右クリック「貼り付け」をクリック
  • QRコードが貼り付けられました。

Excel上で、コントロールとしてQR作成は出来ないのですが、画像データとしてすぐ貼り付けできるので便利ですね。

最後に

ExcelやWordでQRコードを作成できました。

ですが、やはり簡単なものなので、あまり実用化には向いておりません。

バーコード編で紹介したようなコントロールを制御するものではありませんので、Excelでの便利ツール化はできませんね。

次回は、バーコード編で紹介したようなActiveXコントロールを使ったサンプルにチャレンジしてみたいと思います。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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